正確には「いちご入りのスポンジケーキ」ですけど...。
ジェノワーズ(共立て法)でスポンジを作って、生クリームといちごで飾りつけます。
赤と白の色がきれいです。ほかには何も飾りたくなくなるほどきれいですよ。
ショートケーキって短い時間で作ることができる(short time)ケーキという意味だそうです。
そんなに短い時間ではできないと思うけどなぁ。
小麦粉 ... 100g
薄力粉であればなんでもいいです。特にケーキ用を使う必要はありません。
粉はふるってからはかりましょう。
砂糖 ... 100g
砂糖であればなんでもいいです。特にグラニュー糖でなくてもいいです。
でも、グラニュー糖のほうが上品な甘さです。
卵 ... 3個
常温にしておきましょう。その方が泡立てやすくなります。
バター ... 30g
特に無塩バターでなくてもいいです。マーガリンでもいい(本当か?)。
ベーキングパウダー ... 小さじ3/4
縁起ものなので入れましょう。別になくてもいいです。
生クリーム ... 200cc
量は多くても少なくてもかまいません。飾りつけに使うだけですから。
でも、たくさんあったほうが豪華に見えます(飾りつけのセンスしだいですが...)。
砂糖 ... 20g
甘いのが好きな人はじゃんじゃん入れてください。上品な人はこのくらいです。
水 ... 100cc
砂糖 ... 50g
いちご ... ケーキの上に9個、ケーキの中に...ええと...たくさん♪
画像の時は、ケーキの上のいちごが大きすぎたので、ケーキが小さく見えますが、これでも20cm型のスポンジケーキです。
生クリームの泡立ては?
スポンジの表面は7分立てくらい、絞り出して飾りつける時は8分立てくらいにします。
7分立ては、角が立たずに、ふにゃっとなるくらいです。
8分立ては、角がピンと立つくらいです。
いちごの飾りつけは?
センスよく飾ってください。私のはダメダメですけど...。
そうそう、スポンジの中にもいちごをはさんでいます。外からは見えませんが。
いちごの香りと味を楽しむために...。
バニラエッセンスとか、ブランデーとかは入れないことにしました。
まず、焼き型の準備をします。
内側にバター(はかったものとは別のものです)を塗り、小麦粉(これもはかったものとは別のものです)を薄くつけます。
そして、底面と側面にクッキングシートを敷きます。
余分な小麦粉は落としましょう。小麦粉をつけすぎると完成時にスポンジが白くなります。どうせ生クリームで隠れますけど...。
クッキングシートがなければ普通の紙でも大丈夫です。ただし、ビニルコートした紙は絶対に不可です。
シロップを作ります。
水100ccに砂糖50gを加えて溶かします。それを1度沸騰させ、室温まで冷まします。
味見してみると...単なる砂糖水です。
卵を泡立てます。今回は共立て法です。
まず、ハンドミキサーを低速にして、卵をときほぐします。
次に湯せんにかけ、卵の温度を40度くらいにします。そして、ハンドミキサーを最高速にして泡立てます。
泡立てた卵がリボン状になって落ちるような状態になったら、湯せんからはずし、砂糖を加えます。砂糖は3回に分けて入れましょう。
卵が常温に戻るまで、さらに泡立てます(というか...混ぜます)。
最後にシロップを少し加えて、ゆるめます(小麦粉が混ざりやすいようにします)。
小麦粉とベーキングパウダーを加えます。
泡立てた卵に小麦粉とベーキングパウダーを加えて、木べらで切るように混ぜます。
小麦粉は1回で入れてしまっても大丈夫です。
卵をしっかりと泡立てていれば、この状態でもまだふわっとしているはずです。
混ぜすぎて、せっかく泡立てた泡をつぶしてしまわないように。
次に溶かしたバターを加えます。
バターは電子レンジまたは湯せんでしっかりと溶かします。
湯せんで溶かすほうが安全です。何が安全かって?電子レンジでやってみればわかります。
バターは冷えると固まるので、熱いうちに加えましょう。やけどをしないように。
よく混ぜないとバターがボウルの底にたまってしまいます。
生地を型に流し込みます。
生地を型に入れる時は、まんべんなく、平らになるように流し込みます。
そのあとで、霧吹きで表面に水を吹きかけます。
決してトントンと型を台に打ちつけないこと!せっかくの泡が逃げて、ふっくらと焼きあがらなくなります。
さあ、焼こう。
オーブンは170度で30分です。予熱しておきましょう。
この間に洗い物をしたり、生クリームを泡立てたり、出来ばえを神に祈ったりしましょう。
焼きあがったら...。
ただちにオーブンから取り出し、台上30cmから下にトンと落とします。
これをしないとせっかく膨らんだスポンジがしぼんでしまいます。
あとは、型から取り出し、まな板の上で冷まします。
冷えきる前にシロップをかけよう。
スポンジの間に生クリームをはさむために、スポンジを横に切ります。
ケーキナイフがあると便利ですよ。信じられないくらいきれいに切れます。
2つに切ったら、切り口を上にして置きます。そしてシロップを全部ふりかけます。
いちごがたくさんあって、スポンジがうまく膨らんでいたら、3つに切ってもいいですよ。
生クリームを泡立て、飾りつけます。
最後の力仕事です。生クリームを泡立てます。泡立ては2段階でおこないます。
まず、角が立たずに、ふにゃっとなるくらい(ああ、説明しにくい...)にします。(七分立て)
この状態でスポンジ全体を塗ります。パレットナイフがあるときれいに塗れます。
残った生クリームを再び泡立てて、角が立つくらいにします。(八分立て)
この状態で絞り出し袋に入れ、模様を描きます。美的センスが問われます。
生クリームは泡立てすぎるとボロボロになります。こうなるとどうしようもありません。
ケーキに飾るのはあきらめて、ウインナコーヒーにしてしまいましょう。
いちごを飾りつけます。
スポンジの中に入れるいちごは、縦に2つに切ります。
スポンジの切り口に生クリームを塗り、縦に2つに切ったいちごを並べます。
スポンジの上に飾るいちごは、そのまま載せます。
最後はケーキカット
ケーキは冷蔵庫で冷やしておくと、ケーキがきれいに切れるそうです。
ケーキナイフはあたためておくと、ケーキがきれいに切れるそうです。
(ケーキナイフは切れ味が最良になるように「焼き」を入れているので、ガスコンロで熱するのはやめましょう)
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作成者 : Prettymilk ( e-mail : prettymilk@yahoo.co.jp )
作成日 : 2001/05/20
更新日 : 2016/09/16
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